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オフィシャルサイト | http://www.naeba.gr.jp/boardwalk/ |
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最高の森林浴が楽しめる
苗場インデペンデンスボードウォークは、南魚沼の名所です。苗場と言えば苗場スキー場のイメージが強いために、冬に行く場所というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実際には冬以外にも楽しめる場所は色々とあるものです。苗場インデペンデンスボードウォークもその一つです。
ボードウォークとは板を歩く道と言うような意味合いですが、その通り木のボードがうち続く木道です。ボードウォークは森の中を縫うように走っており、その長さは1.7kmにもおよびます。
幅は2mであるため、歩道という感じを演出することができ、尚且つ人がすれ違ったり、車いすの方も十分に通行できる、必要かつ十分な幅を保っています。
道のわきには渓流が流れていることから、サーッと言う水の音を聞きながら歩くことができます。目の前に広がる木々、BGMには水の音を聞き、最高の森林浴が楽しめる名所です。
ボードウォークの概要
インデペンデンスボードウォークの入り口は、最寄駅である越後湯沢駅からバスあるいは車で国道17号線を40分ほど登ったところにあります。看板が目印です。
このボードウォークの魅力は、現在約1.7kmの長さですが、それが徐々に伸びていると言うことです。まだ工事中?そうではありません。足元のボードウォークをよく見てみると、ボードウォークは一枚一枚の板状の材木がつなぎ合わさって作られていることが分かります。
実は、このボードたちはインデペンデンスボードウォークを訪れた人がボードを1本1000円で買い、繋げ伸ばしているのです。さらに、このボードには買った人がメッセージを残すこともできるようになっています。
メッセージを見てみると実に様々なメッセージが見られます。苗場スキー場にスキーに訪れたカップルがボードにメッセージを残していたり、フジロックフェスティバルに参加した人がその興奮や感動をボードにぶつけているのです。
フジロックフェスティバルに出演したアーティスト自らメッセージを残している人がいるので、探してみるのも楽しいかもしれません。
このように、インデペンデンスボードウォークは場エバを訪れた人たちが1000円以上の寄付を行うことで成り立っており、今後も苗場を訪れる人たちの手によって成長していくのです。
名前の由来
次に「インデペンデンスボードウォーク」という名称に関してですが、「苗場ボードウォーク」という名前でもよさそうなのに、敢えて「苗場インデペンデンスボードウォーク」という名前がつけられています。この「インデペンデンス」にはどのような意味が込められているのでしょうか。
インデペンデンスとはindependenceであり、「独立」を意味する言葉です。ボードウォークにはメッセージが刻まれ、それ全体で一つの木道を構成しながらも、一枚一枚のボードに“独立”した思いが込められながら伸びています。
また、ボードウォークは日々伸びていながらも、周辺の自然環境を破壊することなく、あたかもそれが“独立”した生き物のように伸びていくのです。
この他、なにか大なるものの力に頼って建設される道路とは違い、地域で“独”自に作り上げる道・施設という意味も込められています。
ボードウォークがそこにある自然を活かす形で作られていることも注目すべきです。自然のままの状態を壊すことなく作られているため、木道のわきには木や草が青々と茂っています。
インデペンデンスボードウォークを作っていこう
現在このボードウォークは、水芭蕉の群生地を通り、次いで白樺の林に続き、渓流の涼しげな風景と音を聞きながら1.7kmを歩くと終着点です。
そこにメッセージを込めたボードがはめ込まれ、さらにボードウォークは成長していきます。
苗場が冬だけではないと言うことが、苗場インデペンデンスボードウォークを訪れるとよくわかるでしょう。
春は雪解けを待って咲いた水芭蕉の白い花が美しく、夏は木陰と渓流が涼しさを与えてくれます。そして秋は日本最長のゴンドラであるドラゴンドラに乗って紅葉狩りをした帰りに、散歩してみるとよいでしょう。